自分の知らないところで盗撮・盗聴。
最近の盗撮カメラ・盗聴器は小さくて気がつきにくい。
また、カメラ付き携帯電話が犯罪道具に使われることも。

「私には関係ない」という考えは大間違い。盗撮の手口はさまざまで、実に巧妙。
いつ、どこで被害を受けているか分からないもの。
自分が気付かない間に撮影されているかも?

エスカレーターや階段で、女性のスカートの中を撮影。
電車などで座っている女性のスカートの中を向かい側から撮影。

被害に遭わないためのポイント

  • 長いスカートやタイツをはいていても狙われるという認識を持ちましょう。
  • 自分の周囲に不審な動きをする男性がいないか注意しましょう。
  • 買い物中は、時々後ろを振り返りましょう。
  • 書店での立ち読みも要注意です。時々後ろを振り返りましょう。

家の中も油断は禁物!

盗撮カメラや盗聴器は生活用品の中に設置されていることが多く、気がつかずに生活を送ってしまう人もいます。

盗撮・盗聴(自宅・マンション・アパート等)

ご存じですか?意外なところに隠されたさまざまな盗聴器!

実際の実例

犯人は機器の販売会社の社員として、被害者宅を訪れて風呂場周辺機器を修理する際、風呂場の脱衣所に盗撮目的で小型カメラを設置していました。

意外なところに隠されたさまざまな盗聴器

  • コンセントやテーブルタップの中
  • 電話器の中
  • 電話のモジュラージャック内
  • 隣の部屋から盗み聞きできるコンクリートマイク

対策

日ごろ使っているものだから安全という考えはNG!
電話がコードレスでアナログ方式なら要注意。簡単な無線で受信できるので盗聴されている可能性も。デジタル式へ変更しましょう。訪問者を確認するドアスコープも外から室内が丸見えになるのでテープやマグネットで目隠しを。

合鍵の数は必要最低限に。管理もしっかりと。
合鍵も不正侵入を助長させる可能性があるので、必要以上につくったり、むやみに人に渡したりしないことが大切です。

こまめに掃除をして盗聴器・盗撮カメラを発見。
エアコンや室内灯、換気扇の裏、コンセントの中など、こまめに掃除をすることで、見に覚えのないものを発見することができるかもしれません。